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無理もない。
なにせ雅の女子生徒の隣の僚が自分の僚なのだから。
そんな驚きを隠せない森羅を特に咎めるわけでもなく
「なんかうちの学校の校長が男女差別はよくなーい!とか
我が学校の生徒に変な気をおこす生徒などいない!とか言ってたらこーなったってわけ。分かった?」
「いや、分かんねぇよ!」
「分かってよ!」
などと少しした言い争いになり、先に冷静になった森羅が
「男子と同じ僚はイヤだって女子もいるんじゃないのか?そういうやつらはどーしてるんだ?」
「男子僚の空き部屋に移り住むのは希望制
それ以外の人達はこれまで通りに女子僚で生活してるよ」
「なるほどそういうシステムか」
しかしここで森羅はふと思った。
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