また聞きたい声が・・・・・・聞けない

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反対側に、忘れもしないあいつがいた。 俺は、走りあいつのとこまでいった。 裏路地にはいり、《琴埜、琴埜待って》(渉離して、)(会いたかった話したい)と言って抱き締めた。 嬉しかった。・・・・・でも俺はなんでしかなかった。 しない方がいい、する資格はない (ごめん、今仕事中だからさ、それに離してほしい。じゃあいくわ)と言った。だが渉は離そうとはしない、頼む離してほしいと言ったらすまんと言った。 渉を後ろにして社に戻った。 俺は、ずっとずっとお前に会わないと・・・・・・願っていた。
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