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気が付くと、そこは知らない天井。
「どこだ、ここ・・・」
恐らくワラか何かで作った屋根に、太い木の柱。
弱弱しくも思えるが、結構頑丈に出来てそうな気もする。
すっと起き上がるとやけに身体が軽い、全身から力がみなぎる様な感覚。
「こんなに目覚めが良いのは初めてだな」
日々の不摂生で俺はいつも目覚めが最悪だった。
だるい・重い・眠いの三拍子。
クソニートのエンドレスワルツ。
「とりあえず、ここ出るか」
床から少し離れた場所に、日よけのかかった出入口、切れ目からチラチラ光が見え隠れしている。
「もう朝なんだ・・・」
日よけをまくろうとした瞬間、アニメやゲームで見る、魔道士の様な白いローブを着た女の子が、さっと入って来た。それも、
め、
め、
めめ、
めちゃくちゃ可愛い子が!!
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