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ミルクが倒れたことを気にせず、騒ぎ始めた。
銭湯から上がってきたうしこは、
う「何をゴチャゴチャ騒いでるの?静かに風呂が入れないんだけど!」
とキレ始めたと思ったら、急にうしこが倒れた。
そう、うしこの大好きな人間のうしお君が目の前を通りかかったからだ。
うしこは意識が遠退いていこうとしていると、頭の中で声が聞こえた。
「人間の女の子になりたいかい?」
うしこは迷わずに心の中で
「はい!!なりたいです!!!」
と答えた。すると、また頭の中で声が聞こえた。
「なら、人間になりたいと強く思いなさい。明日の朝……………。にん…君に…の…こと……よ。」
最後の方は途切れ途切れで、
意識が無くなり聞こえなくなった。
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