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「全く、神も仏もあったもんかね…。」
はぁ、とため息。
「どうしたんですか?」
職員室に入りお茶を淹れる。
受付くんが俺の顔を覗き込む様にする。
受付総助
この春から大学を出てこの某都丘音勿女学園(オカネモチジョガクエン)に配属され、クラスを任された、正しく新人教師にして新任教師。
同じく科目が国語という事と、職員席が隣と言う理由から俺が彼の面倒を見る事となった。
まぁ俺は構わないんだが、
困った事に彼は
全てを受け付け、総てを助ける。そんな雄志を抱いている。
力も無い癖に、だ。
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