同居人がバンビーノ

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「あの、どうですかね音古野先生??」 「うん、悪く無い。問題文の中に答えの漢字が幾つか出てる小粋な演出が特に、な。」 「あっ!!」 叫んで受付くんはコーヒーをこぼしそうになる。 何だ、ワザトじゃなかったのか。 「じゃな。」 俺は席を立つ。 「どこに行くんです!?音小野先生!?」 「二時限目の授業だよ。あと俺の名前は音古野だ。誤変換に気を付けな、バンビーノ。」
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