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「はぁ…俺、クビかなぁ…。」
休憩室で煙草をくゆらす。
お嬢様学園なのでほぼ学校の全土が禁煙状態なのだ。
休憩室と銘打ったガラス戸のこの個室はその物喫煙ルームなのだ。
あの二限目の後、来た。
来なかった筈の負い目が俺に重圧となりのしかかって来た。
こいつぁやべぇ。
俺は女子生徒からも理事長並びにお堅い女性教諭達の目から逃げるべくこの場所に逃げ込んだのである。
そして口から煙を吐いてニ時間、ぼーっとしていた。
「はぁぁぁぁ。」
「どうしたんすか?」
「うっわ!!?」
受付くん!!
「わ、びっくりした。そんな驚かないで下さい音古野先生。こっちが驚いてしまいますよ。」
「お前、煙草吸わないよな!?」
「えぇ、まぁ吸わないですけど。」
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