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……まったく、素直について来ればよかったのによ。でも使えそうな奴だったな。
調査中にこいつを見つけた時は本当に驚いた。まさか、あいつの持ち主だったとは。リーダーが驚くのも無理はない。
……それにしても、こいつの力を使うとやっぱりきついな。抑えが利かなくなっちまう。初めてこいつの力を使ったときは大変だったらしいけど、どんな感じだったんだろう…… 記憶が飛んでて覚えてないんだよね~
まあいいか。とりあえずこいつを本部に連れて行こう。話はそれからだ。
ん?人の気配…… まさか見られたか?それにこの感じ、いやそんなはずは……
「あなた、蒼をどうしたの……?」
くそこんな一般人に見られるとは不覚だった。もしかしたら秘密がばれちまうかもしれない。……仕方ない、こいつも連れて行くしかないか。
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