24人が本棚に入れています
本棚に追加
もちろん、やつも避けられなかったようだ。今完全に眠りに落ちた。向こうに着いてこの女が起きたら、いろいろ聞かせてもらおうかな。
まあ何はともあれ、これで今日の俺の任務は終了。やっと帰れる…… 帰ったらすぐ寝よう。今日はやたら疲れた……
そうだ。アリスには連絡入れておくか。てか、本当はこの任務の担当アリスだったんだよな。……忘れてた。あいつがどっかに逃げたりしなきゃ、俺がこんな面倒くさいことしなくて済んだんだ。あいつは気まぐれだからな……
「終わった~?レイ」
……この声、まさか……
「やっほ~、レイ。駄目じゃん、こんな一般人の女の子にあんな大技使っちゃ。女の子はデリケートなんだから、もっと優しく優しく」
この透き通ったきれいな声、そしてこの口調、なにより、人を馬鹿にしてるこの態度、こいつは……
最初のコメントを投稿しよう!