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「なるほど。それで俺にも伝言が回ってきたってわけか。……わかった、すぐに戻ろう。俺も特訓しておかないと、いざという時に困るからな」
奴らが動き出したとなると、俺やアリスも前線に出ないといけないか……
今の俺じゃ正直足手まといになる。アリスは大丈夫だろうが、俺は才能があるほうじゃない。
「そうだね。でもちょっと待って。もうひとつ用事がある」
アリスは、移動しようとした俺を引き留めた。……何か深刻な顔をしている。重大な事か?今までにない表情だ。
「何だ?」
「その女の子、何者?」
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