「君が黒神めだかかい?」

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目覚ましの音が聞こえ俺は目を覚ました。 俺の名前は夜野樹(ヨルノイツキ)。 趣味は計測。好きなものは女子のビキニかスク水。嫌いなものは独裁者とロリ。 そこっ!!変態とか言わない!! 「樹くーん!!起きて!!」 下の階から母さんこと夜野茜の声がする。 母さんは綺麗な赤髪。俺は黒が混ざったせいか血のような暗い赤髪となってしまった。 みんなイケメン氏ねとか言って殴りかかってきてくれた。 まあ俺も異常を隠してきたし。 「おはよう、母さん。今日のご飯は随分とご馳走じゃないか?」 ちなみに母さんは夜野カンパニーという黒神財閥に引けをとらない会社らしい。 近々黒神財閥の『長女』と会うらしい。 学校まで一緒にされる始末。 「今日はね…ウフフ『ピンポーン♪』あら?樹君出てくれる?」 「そんな君付けじゃなくていいのに…はーい」 俺がドアを開けると目の前には紫の髪をした美女が。 パタン… 思わずドアを閉める。何あれ?いきなり誰なんだ?さも知ってるかのようにドヤ顔みたいな感じで俺見てたし。 「一体何なんだ…ハァ」 頭を抱えて思わず溜め息を吐く。一応話を聞かなきゃな。 「ふむ、見る限りに君が夜野樹だと思うのだが溜め息は良くないぞ?幸せが逃げるらしい」 「…なっ!?何なんだてめえは!?」 ドガッ!! 予想外な存在に全力で右ストレートで全力で殴り飛ばしてしまいました。ドアを壊して吹き飛ばされた女子は俺に向かってニッと笑った。
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