「君が黒神めだかかい?」

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「じゃあ…樹が異常(スキル)で出してよ」 「味の保証が出来ないから却下。さっさと食いに行くぞ」 最上階で店を選ぶ。…何食おう?本気で。 結局、無難にファミレスにしました。ステーキ美味しかったです。 「午後には何をしようか?」 「そ、そんな…ナニだなんて///」 「黒神、要望はあるか?」 瑠花は無視だ。どうせいつも通りだし。 「ならば…先程から気になっているのだが…ゲームセンターに行ってみたい」 ゲーセンか…。 「別にいいぞ。ここの下の階だ。瑠花、ボーッとしてないで行くぞ」 「あ、はーい」 下の階に来て黒神の様子を見る。すると包丁を眺める某コックのように目を輝かせていた。 「黒神、ここは一回100円を投入しなければ動かせない。だから5000円渡してやる」 そう言って1円を5001円にして黒神に渡した。 「すまない…行ってきていいか?」 「別にいいけど?」 言った瞬間、黒神は走って店内に行く。瑠花と二人きりになったわけだ。 「ねえ、樹…」 「何だよ…」 「明日から学校だよね?」 「必然的にそうなるな」 「樹の家に戻っていい?」 「当然だ。一応許嫁とか関係なく付き合ってんだから…」 「ありがとう♪やっぱ樹大好き♪」 そう言って抱きついてくる瑠花。 明日から学校なのかと心の中で溜め息をつきながら瑠花と手を繋いでゲームセンターを楽しんだ。
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