序章

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泣き声が聞こえる…… 心の底から、産まれ出たことに当惑する叫び声が聞こえる…… そこにいたのか…… 迷い過ぎる魂よ、そこに産まれたのは必然なのだ。 救ってやることはできぬが、ほんの少し…… 道標だけ与えてやろう……
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