2012/12/22

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逸「何で俺ら差し置いてよその作品の奴が出張ってんのさ」 一「ほんとほんと。『八重桜』だっけ? 元殺し屋だかなんだか知らないけど逸未よりも目立ってるっておかしいよね。いくら作者が『悪役萌え!』な人種だからってさ」 逸「つかあいつら何の談義してんの。ヤバイ発言しかしてないんだけど。文字数の都合上強制終了させられたけどまだまだ続きそうだったよね?」 一「……一気に現実要素持ち出してきたね、逸未。そんな天然なところも可愛いけどさ」 ブラコンも大概にしておけ。 逸「だいたいあのアランとか言う奴も何? 俺のこころちんをさも自分の所有物みたいにさぁ」 一「逸未逸未、何でもあいつ若葉こころとは中学時代を通しての付き合いがあるみたいだよ。逸未よりも歴史長いんだと」 逸「……へぇ、なら出る杭は打っとかなきゃね。つーわけで殺ってきていい? 一人でもライバルはいない方がいいし」 一「それいいね。兄貴も手伝うよ」 いやよくねーだろ。 うちのキーパーソンを勝手に潰さないでくれ。 逸「ていうかさぁ敵多すぎっしょ。中身を見てるようなこと言ってっけどぶっちゃけ顔じゃない? 俺は違うけどね」 一「だね。俺らは咲瑠曰く逆面食いらしいよ。俺はそんなつもりないのに。華は華でも影で咲いてるのを好んでいるだけなのにね。だって健気でキュンとこない?」 逸「前の俺なら一樹に賛同してたけど、今はその類いの感情は全部こころちんにあてちゃってるな。こころちんの見た目なんて気にならないぐらい超惚れてる。一樹も好きな人の一人ぐらい作りなよ。そしたら俺凄い応援する」 一「ありがとう。まあおいおいとね」 逸「そんなこと言ってっと化石になっちゃ……まさか一樹までこころちんのこと」 一「安心して。それだけはないから」 逸「えーでもさ俺と一樹ってなんだかんだ好み似てるじゃん。今までの刹那的なお気に入りだって高確率で被るし」 一「仮にそうだとしても、逸未が今回ばかりは本気だって知ってるから。だから、ね」 逸「ふぅん。そっか……」 一「実るといいね」 逸「うんっ」 ほのぼの(?)END 仲睦まじく何よりです(^-^)
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