第一章 始まりはいつも唐突に

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「まったく、なにやってんですかこのあほんだらは。」 女の方が男の方に暴言を吐く。 しかしだ。 「あのお。まったく状況が読めないんですが。」 「ああ。説明してやる。このあほんだらに変わってね。私はあんたらの言う天使、ミカエルと言われている。」 「天使!?「話は最後まで聞いて。そしてこいつが神様。」 ミカエルは指を神様に差す。 「んでね、神様には寿命がないんだけど、やっぱり精神力が消耗すんの。そんでこの前無理したやつがぽっくりいっちゃってね。....なに泣いてるんだろあたし。」 ミカエルは涙をぬぐい去った。 やはり悲しいところがあるようだ。
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