狼と気違いと未来人

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!!! なんで私の名前をしっているんだ・・・? 私が思考を巡らせているうちに、男は消え失せていた。 『あの男は一体何者なのか』 そんな疑問を残しつつも、私は路地裏から出た。 私は、目の前に広がる光景に驚きを隠せなかった。 ビルもない。 電柱もない。 ポストもない。 車も無い。 あるのは・・・江戸時代のような古い建物のみ。 映画村みたい・・・・。 でも・・・・学校からはだいぶ遠い場所のはず。 学校からここまで瞬間移動してきたとは考えにくいし・・・ その時、私の脳裏に一つの言葉が浮かんだ。 『タイムスリップ』
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