入学

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??「あの、鷲竜美さんですか?」 声が聞こえた方を見上げてみると それはそれは綺麗で美人な方が立っていました。 叔父さんと同じ金色の髪の毛ですがとても長く後ろで1つに纏めてあり、眼鏡を掛けており第一印象はとても知的な方だなと思いました。 竜美「はい。鷲竜美です。門を開けてもらいたいのですが…」 ??「すみません、今開けますね」 ギィィィ、と音を立てながら私の身長の何倍もある門が開きました。 竜美「ありがとうございます。あの…お名前を教えていただきたいのですが…」 霞「これは失礼しました。私はこの学園の副会長を務めさせていただいています神埼霞(カンザキ カスミ)と申します。以後お見知りおきを」 自己紹介のあとニコッと笑みを添えられたが何故かそれが本当の笑みではなく作られたような笑みだな、と思いました。 しかし初対面の人に言われたくないだろうと思いなにも言わず私も 「よろしくお願いします」と頭を下げました。
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