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翌日、朝早くに西園寺が和弥の所にやってきた。
まだ和弥は眠っているようだが、千鶴に開けてもらい、部屋の中に入った。
寝室に入ると、和弥はベッドの中でスヤスヤと眠っていた。
西園寺は、上着を脱ぐと、和弥の横にもぐり込んだ。
「可愛いなぁ。」
寝顔を見ながら呟くと、和弥が目を覚ました。
「ん…。 あれ?尋?」
「おはよう。」
「なんでいるの?」
「今来たとこ。ここ数日、和弥とゆっくり出来なかったから、早めに来た。」
そういうと、和弥を抱きしめた。
「ふふふ…。」
嬉しそうに笑い、西園寺に抱きついた。
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