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「やっぱりラキだったか!久しぶりだな~」
さっきまでの物凄い形相とは売って変わった笑顔でチンピラ共をスルーする
プライドの高いチンピラ共はシカトされた事に頭きてるようだ
「てめぇ!背でかいからってこけおどしにもなんねーぞコラァ!!」
「やめとけ……俺はハンターだ。おめーらがどうなるかわからねーぞ?」
「ハンターだぁ?ハンター怖くて街仕切れるかってんだよ!!」
オーバの挑発じみた発言に短気な奴等は襲いかかってくる
「やめときゃいいのに………剛虎の構え」
殺気だって襲いかかるチンピラ共に対してオーバは何やら力強い拳法の構えをする
なんか吸い寄せられるようなパワーを感じる
「うらっ!!」
ドゴォン!!
オーバの豪腕な拳は一人を殴り、その勢いで三人全員一撃で仕留めた
三人は酒場の外までドアを突き破って吹き飛んだ
「ったく、相手見て喧嘩売らねーと大ケガじゃ済まねーぞ………」
「オーバ!!おかえりなさい!」
酒場のみなが恐れる様な目で見るオーバにラキはハグした
「まったく大袈裟だなー!元気だったか?」
「うん!オーバまた背高くなった?」
確かに190は確実にある
しかし相変わらずの爆発したようなアフロヘアーはオーバのシンボルだ
「ラキ………バンは?」
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