キャラクター紹介

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双葉(ふたば)…有栖川姉妹の人格が暴走すると出てくる人格。『宇佐見奏方編』の前編では、一姫が後盤まで不在のため主な主人公として活躍する。乱暴で男言葉を喋るヅカ系タイプであり、中二病的な言動を取るが、いざというときは真っ当なことも言う人物。自分のことを『風の標(しるべ)ツインリーフ』と名乗る。この人格のときは、金髪のウィッグを着用している。有栖川第二人格であり、詩織は『ふーたん』、露里は『双葉』、六花は『ふーちゃん』と呼んでいる。 一姫(かずき)…『宇佐見奏方編』の主人公であり、この本作における本来の主人公。有栖川第一人格もとい本来の人格である。長い髪をたなびかせ、美姫に似た容姿を持っている(実質には皆同一人物なので当たり前なのだが)。幼い頃に両親を亡くし、天涯孤独の身で親戚の宇佐見家に引き取られる。特に当時自分と同い年だった奏方の妹・美苑とは本当の姉妹のように仲が良かった。しかし、美苑の死後、自分のせいで娘は死んだのだと義母に強く責められてしまって以来、多重人格者となった。後半の本編で明かす前は、彼女のことは『×姫』『××き』等と表記されている。 なお、彼女の名前はしばらく明かされないので各人格からは違った呼び名で呼ばれている。詩織は『オリジンさん』、露里は『オリジン』、六花は『姫ちゃん』(一『姫』なので)、双葉は『初代』と呼ぶ。 なお、それぞれの人物に名字がないのは正式な表記が全て『有栖川○○』もしくは『宇佐見○○』になるため(例えば美姫なら『有栖川美姫』など)。 ちなみに主人公の名前の由来は、『不思議の国のアリス』の主人公・アリスから。さらに分類すると、彼女らの名前の由来は、各人格の生まれた数字から来ており、 一姫→数字の1。 双葉→数字の2もしくは二つを意味する。 美姫→美苑が亡くなった時期に生まれたので、美苑の『美』からと数字の3(み)から。 詩織→数字の4(し)。 露里→流石に数字は難しかったので、5月7日の別称(つゆり)から。 六花→数字の6。 となっている。
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