2章 ~何かが可笑しい世界~

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2人が話している間に オレは朝食を食べ終えた 今野「新垣も大変だな」 今野が話しを振ってきた 新垣「別に…、オレの勝手だろ…」 そう言い残して オレは食堂を出た 女子寮前 そこには私服姿の 未来が立っている 未来と微妙な距離を保った 寮母さんが隣に居る 寮母「じゃ、お願いします」 一言だけ告げて 女子寮に消えた 未来を見る かなり怯えている 新垣「朝食だぜ、未来」 オレは未来の手を引いて歩く 尾野「いや…」 未来が嫌がる 尾野「またこわい目にあう…」 尾野「こわい海の底に連れていかれる…」 新垣「未来…」 このやり取りは毎日のことだ 新垣「安心しろ、オレの部屋に行くんだぞ、そこで朝食を食べる。いつものことだろ?」
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