2章 ~何かが可笑しい世界~

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尾野「うん…」 手作りちゃぶ台には 食堂からパクったお盆がある 新垣「食べようぜ」 目の前に座らせる お腹がすいてたのか すぐ箸を持って 食べ始めた オレは隣に座り見守る これはオレの日課だ 尾野「お腹いっぱいだー!」 食べ終えてから 未来は手足を伸ばす とても可愛い 新垣「良かったな」 新垣「でも、未来には悪いけど、時間がないから、学校に行こうぜ」 尾野「どっちの…?」 新垣「もちろん、未来が毎日通ってる学校さ」 尾野「そっか、それなら行くよ!」 さっきまで怯えてたのに いきなりお姉さんぶって 立ち上がる 尾野「行こう!」 今度は未来から言った 新垣「じゃ、これ持って」 オレの鞄を渡した
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