1章 ~始まりのとき~

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オレの声など関係なく 今野が反撃する 足元にはサッカーボールがある その足がピクッと動くと ボールは高橋に向かって 飛んでいた 高橋「な、何ぃ!」 ボールが腹に当たり 高橋がよろめく 納富「いきなりピンチだなー、高橋ー!」 高橋「うるさい!」 高橋が怯んだ隙に 今野の蹴ったボールが 高橋に襲いかかる ボコボコだ… 新垣「いい加減、止めようぜ?」 オレは納富たちにそう言った 松田「…無理…」 気がつけば2人の戦いの見物に たくさんの生徒が集まっていた 中には先生も居たが 止める様子はない 新垣「圧倒的に今野が有利だ、高橋がケガするぞ?」 納富「じゃ、新垣が止めろよ」 やっぱりそうなるんだね…
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