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いつもは由那だけしか降りない。
そのため自分でボタンをおさないと通り過ごしてしまうのだ。
誰だろう?
と、ふと顔をあげるとあの少年が押していた。
運命!?
…んなわけないかぁ。
でも、なんでそこにようがあるんだろう…。
あんな偏屈な場所なのに。
そんなことを考えているうちにバスは目的地についた。
由那は定期を車掌さんに見せる。
「ありがとうございましたっ」
と言うと、由那は前を歩いてる少年を呼び止めた。
「…あのっ!」
少年は振り返る。
突然のことだったためか、怪訝そうな顔をしている。
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