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「どういたしまして。」
と、真面目な顔をして微笑んだ。
それにまた胸がズキュンっ!
どうしたんだ?私の胸は…
そんなことを考えながら由那は呆然としてしまった。
「それだけ?じゃあ俺はこれで。」
少年が踵を返そうとしたとき、私はとっさに引き留めてしまった。
手は少年の服の袖を掴んでおり、由那は焦る。
「いや、これはっ、その…」
由那は冷や汗をかいていいわけを考えようとした。
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