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アイ「姫様!それ本気ですか!?会ったばっかりですよ!?」
セシ「はい、私は本気です。本気と書いてマジです」
その言葉こっちの世界にもあるんだ
アイ「つ、つまりその方を姫様の婚約者候補の一人として迎え入れるのですね?」
ん?婚約者候補?俺以外にも婚約者がいるってことか?というか俺空気だなー
セシ「はい、私は蘭火さんを見て感じました。高鳴る鼓動、興奮、暑くたぎる血潮」
「そう、私は見つけたのです!運命の人を!未来の夫を!それがあなたです。蘭火さん!」
あ やっと出番来た
蘭「ん~まぁ急に言われてもな~」
セシ「お願いです!蘭火さん私の婚約者候補になって下さい!そして私の婚約者となって下さい!」
「…他の婚約者候補は自分勝手で無神経で自分が良ければいいという人達ばかりなんです。そんな人と婚約者となるなんて私は嫌なんです!だから…お願い…私の我が儘を聞いて…」
アイ「私からもお願いします蘭火殿どうか、姫様の我が侭なお願いを聞いてくだされこの通り」
と見事な土下座をするアイネ
……我が儘なお願いか、こいつはやべぇなマジで好きに成っちまったじゃねぇか
蘭「…女に泣かれたり、土下座されたりしちゃあ断れねぇよなぁ、それに女の我が儘を聞くのが男だ!」
セシ「!!そ、それでは!?」
蘭「あぁ、叶えてやるよ。その願い」
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