ビビり勇者が召還されました

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「えっと…、とりあえずお父様の所へ行きましょうか…」 と言うわけで 拝見の間的な場所に連れてかれました 目の前には無駄にデカイ椅子に座るメタボジジイと綺麗な女の人、王様と王女様ですね、分かります 「お主が勇者か…」 「いいえ、ケフィアです」 王様の無駄なシリアス雰囲気をまずはブッ潰します 「…お主が勇者なのだな…?」 何!?、リトライだと!?、そんなにシリアスにしたいって言うなら先ずはその発想をブッ潰す!! 「そうです、ワタスが変なおじさんです、あっへんなおっじさんたらへんな…」 踊りましたwwww王様唖然wwww 「貴方が勇者ですね?」 「YES、My road」 王女様が普通に聞いてきたので普通に返答 普通じゃない?知ってますwwwww てか王様悔しそうwww 「ゴホン…早速だが、お主に頼みたいことがあるのじゃ」 おっ、王様がシリアス諦めた…、つまらん… 「あ~、えっと、なんすか?」 まぁ、大体何を言うか、分かってますけどね… 「頼みと言うのは他でもない…、 魔王を…倒してくれ!!」 「断る!!」 『っ!?』 当たり前じゃ!、何だコイツら!、なんで全員驚いてんだよ! 「何故じゃ!?」 「逆に何でオッケーすると思ったんだよ!?」 「だって、お主勇者じゃろ!?」 はぁ!?馬鹿なんですか!?アホなんですか!?、なんで勇者が皆魔王倒せると思ってんだよ!、てか、俺勇者じゃねぇし、ただの学生だし! 「いや、さっきから勇者、勇者って言ってますけど?俺、鈴木 拓也って言う普通の学生なんですよ、分かります?、てか正直、勝手に召喚した癖に説明も無しに〔お主が勇者か〕とか〔魔王を倒せ〕とかさ…無理でしょ?」 長々とさぁせんwww でも、無理でした、いい加減イライラしました、でも良いじゃない、人間だもの♪ おっと、ここで、ずっと俺の後ろの方でジっとしていたお姫様が俺の隣に、もちろん俺を見ようとしませんwwww 「お父様、この男の言うことは一理あります、何の説明もなしに、それはいくらなんでもひどいと思われますわ」
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