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「まず、いきなりですが、僕は、約150後の未来から来ました。この服はみらいのもので、制服というものです。
どうやって過去に来たのかは分かりません。当然的に、帰りかたもわかりません。」
「だから、ここに、入りてぇって訳か?」
「いいえ。僕が、此処に入りたい理由は沖田さんを守りたいからです。」
「総司を守りてぇだと?」
「僕たちのいた時代では浪士組はとても有名です。
そのなかでも、沖田総司は若くして"病で倒れた"天才剣士として有名なんです。」
「てめぇは、総司が、病にかかるっていいてぇのか?あいつが、病で死ぬって言いてぇのか!!?冗談でもそんなこと「冗談でこんなこと言える分けないでしょう!?」
冗談じゃない。
未来では、沖田総司は労咳で死ぬんだ。
でも、
「僕は沖田さんを守りたい。病気なんかでしんでほしくないんです!!だから、あの人を守るために、僕は浪士組に入りたい!!
お願いします。僕を浪士組に入れてください!」
「…もう一度聞く。お前の言うことに、嘘偽りはひとつもないんだな?」
「はい。」
土方さんの目をみて力強い答えた。
「あいつを守るなんて、生半可な覚悟じゃできねぇぞ?
それでもお前はあいつを守れるんだな?」
「守って見せます。この命に変えてで
も。」
この気持ちに、嘘なんてない。
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