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「じゃあこれから、東雲の入隊試験を始める!両者構え!!」
「始め!!」
土方さんの合図で沖田さんの殺気が殺気の倍以上になった。
先手を打ったのは、
「じゃあ、いきますよ!!」
僕だ。
ダンッという、床を蹴った音のあと、すぐに聞こえたのは木刀と木刀の打ち合う重い音。
バァァン
「結構やりますね♪殺りがいがありそうでよかったです!」
殺りがいって…
「字が、恐ろしいです、よっ!!」
バシィィンッ
一発目、
面を狙ったけどやっぱり防がれた。
二発目も同様。
「防いでばかりは楽しくないので、こちらからもいかせてもらいますね♪」
こんどは沖田さんがバンバン打ち込んでくる。
打ったら防がれ、打たれたら防いでの繰り返し
「やっぱり、沖田さんは強いや!」
こんなに楽しいのははじめて!
「そっちこそ!こんなに楽しいのは久しぶりですよ♪」
沖田さんも同じこと思ってたんだ。
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