入隊

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「ケホッケホッ!!」 はぁーしくった。 まじで。お腹痛い~ 考えてみれば木刀で、しかも沖田さんの突きくらって無事なわけないじゃん!! 「あーなんか口のなか、血の味して気持ち悪~」 壁に打ち付けられたとき口切ったな~ 「体、大丈夫ですか、?」 え、 「何でいるんですか?沖田さん。」 いや、まじで、 「何でって、さっき、手に血がついてたのに、なにも言わないからですよ!」 うーん…見られてたわけですか… 「でも、もう大丈夫ですよ。ただ、口のなか切っただけですし」 大丈夫っていったら、少しほっとしたような顔をした沖田さんがいった。 「すみません。さっきは、最後のほうは、本気でやってしまいました。突きだって、危険なの、分かってたのに…」 「沖田さん。むしろ、僕は今、あなたに感謝してるんです。」 「?」 「僕は、僕の守りたいものを守るために此処に入ろうと思ったんです。 だから、貴方のような強いひとが、此処にいてくれるだけで、僕はまだ強くなれるかもしれない。だから、感謝してるんです。」
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