入隊

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「だから、これから、バンバン稽古つけてください!」 「…貴方ってひとは、… 分かりました。これからバンバン稽古していきます!」 沖田さん、やっぱり綺麗だなぁ… 笑った顔とか、女の子顔負けだよ。 「沖田さん、さっきは、ありがとうございました!」 「さっき?感謝されるようなこと、しましたっけ?」 「入隊試験の時、一番に僕のこと、土方さんに言ってくれました。」 「あれですか~。でも、もとから入れるつもりだったらしいですけどね♪」 「それでも、嬉しかったんです!」 ずっと憧れていた、沖田さんと剣を交えることができた。 まけちゃったけど、少しでも認めてもらえた気がして、すごくうれしかったのだ。 「だから、ありがとうございました!」 「どういたしまして!」 _______________゜ 「さて、もう体は大丈夫ですか?」 「はい!!」 アザはできるだろうけど、まぁ、大丈夫だ。 「じゃあ、土方さんのところ行きましょう!」 何でも、所属する組が決まるとかで、副長室に向かうことになった。
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