もしも幕末に行けたなら!

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「また言ってるの? よくあきないよね、優も」 この子は僕の小学校からの友達な訳で、僕がどれだけ幕末に行きだがってるか一番わかってると思う。 「飽きのあの字も出てこないよ! だって沖田さんに会いたいもん!」 「ほんとに好きだね、沖田総司」 「うん。ぁ~ぁ~、幕末行けたら僕が全力で沖田さんを守るのにー」 「まあ、夢を持つのはいいことだから!」 「む~。絶対タイムスリップしてやるぅ~!僕がいなくなったら幕末に行ったと思ってね!」 「はいはい、それよりもあんた部活でしょ?いかなくていいの?」 「友人よ、何故それを早く言わない!?」 いけると思ってたらいける!! という教訓のもと、 今日も剣道に励みましたとさ!
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