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〈北部戦線〉
ポポヨラの密約を受けて、トゥオネラ皇国がニブルヘイム帝国に突如宣戦布告し、国軍の大半を動員した大規模な攻勢を始めた。
帝国はなす術もなく崩れ、国内奥深くに侵攻を許してしまった。
帝国はなんとか軍を立て直すと、何度か反攻を仕掛けて局地的に戦果を上げたが、全体の状況は覆すことはできなかった。
開戦から2年後、皇国軍は遂に帝都エーリューズニルに攻撃を開始した。
そのとき帝国は帝都を意図的に守備戦力を少なめにしていた。
帝国軍は新型砲を用いて皇国軍に犠牲を強いて対抗した。
皇国軍が攻撃を仕掛けた夜、帝国軍は帝都の外にいる主力で皇国軍の両翼に奇襲を掛けた。
この夜戦で皇国軍は壊滅し、翌年の325年に帝国軍は皇国に攻め込み、その年の11月2日に皇国を降伏させた。
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