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ドン…
「うわぁ!」
「きゃあ!」
響子は気がつくと地面に倒れていた。
どうやら誰かにぶつかったみたいだ…
「ごめん、ごめん。大丈夫~?」
「う、う…うん」
突然のこと過ぎてまだ状況が飲み込め切れない…
ってか目が見えない…あれ?メガネが…
「ごめん。俺いそいでるからさ~またね~」
そう言って男は消えて言った。
どこの誰だろう?
メガネくらい拾ってくれてもいいのに…
う、えーと。
響子は、かなり近視が進んでいるので裸眼では何も見えないので手探りで探す。
ぶつかった衝撃はすごかった…
だから…ここら辺かな?
大きく手を伸ばした先に…
ジャリッ
「…え?」
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