■作画秘話*弐【杜若】■

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着色がある程度進むと、画面が寂しくパッとしない。 着物の柄が無いせいかペローンとした画面に見えてしまうもので、能装束を確認しながら、フリー素材で代用できるものが無いか探し始めましたが中々見つかりません。 私が持っている能の写真集の杜若用の装束は、藤と扇か刺繍してあるみたいなのによく分からない…。 あらゆるサイトを巡って『杜若』の能装束の柄を探しあてました。 着物作家さんのブログで、ブロガーさんが能装束を来ている画像があったんです。 着物の柄は頑張れば再現できなくもない。 よし。描こう。 ということで新規で着物の柄だけをひたすら描き描き。 まずは藤の花を描き描き。 次は扇。そして葉と蔦。 こちらも線画は完成したものの、着色で泣かされました(笑) 隙間だらけの藤の花は鬼門です(笑) image=467783679.jpg
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