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「すみません、猫の鳴き声が聞こえたものですから…」
ここは大人しく謝るべきだな…
「…あ、奏と同じクラスの…」
「はい、委員長の霧兎です」
「雅人、その人だれー?」
あ!イケメン寮長が話しかけてきた…
てか雅人!?!?
かなり親しげじゃないか?!
やっぱり無口くんは……
「ん、奏のクラスの委員長」
「あ、そうなんだー」
ニャー
ん?猫が寄ってきたので撫でてあげた
「ん、委員長猫好き」
え、その言い方だと俺がかなり猫好きなことになってないか…?
「よかったねー、カナー」
ニャー
すごい懐いてるんだな………じゃなくて!
「あの、寮長ですよね…?」
「そうだよー」
「雅人くんとはどのような…?」
「雅人ー?似てないよね、俺お兄ちゃんー」
ん!?!?
お、お兄ちゃん!?
「えっと…だから仲良さそうなんですね、よかったー」
ふぅ、これで一安心だな
でも、だったら誰のことを好きなんだ…?
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