最初がだいじ!

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これは奏くんに報告するしかないだろ!! 「そうなんですか!告白しないんですか?」 「…奏に嫌われたくない」 も、も、萌えー やばい、ニヤニヤしちゃう… 「奏くんはそんなことしませんよ!いい子ですから!」 「だよねー、僕もそう言ったんだけどねー」 ちょっと苦笑いになってる寮長 あぁ、あれか 幼なじみ特有の……あれか! 「まぁ、本人の問題なので口出しできないんですが…がんばってください!」 コクッ 無口くんは頷いてくれたのでよしとしよう 「では、また来ますね!さようなら!」 ニヤニヤ おっと、あぶないあぶない あまりにも萌えすぎてニヤニヤがとまらない 「これは楽しくなりそうだ!」 そして寮の部屋に戻ってきたときには、もう真っ暗だった 「霧兎ー!心配したんだからな!!」 「夕夜…ありがとな!」 「んで?なんでこんな遅くなったんだ?」
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