告白

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「んー!やっぱり雪ちゃんの作ったおやつは美味しいね。」 「えへへ。もう、裕ちゃんったらお世辞が上手なんだからっ。」 「いっ!」 バシンと雪ちゃんが叩いた背中に激痛が走る。 雪ちゃんとはりーくんのお母さん。 見た目も趣味もスッゴく女の子だが、ただひとつ、昔、柔道や空手などを習っていたことからか、すごく怪力だったりする。 「あ、ごめん。またやっちゃった。裕ちゃん大丈夫?」 「だ、大丈夫です。」 「もー、お母さん、ゆーちゃんはか弱いんだからねっ。」 プンプンとりーくんが、雪ちゃんに向かって言う。
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