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上松:「おはよう。今日から頑張ろうな、山本。」
軽く肩を叩いてきた上松に私は
山本:「いったあ!あぁもうあかんわ、肩脱臼したぁ。」
と、大袈裟に叩かれた肩を抱いた。すると上松は苦笑して、私の両肩にそっと手を乗せ私の耳元まで顔を近づけ囁いた。
上松:「はいはい。今日はいつもみたいな余裕無いんですよ、……山本先生。」
山本:「そうでしたね、……上松先生。」
そう耳元で囁かれた私は笑みを口に添えて、上松に促されるまま、どうなるだろうかという期待を胸に隠し校舎に入っていった。
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