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朝と夜がいくつも過ぎ、やっと教師という仕事に慣れ始めた頃には私は27歳になっていた。まだまだ不安な事は沢山あるがそれなりに充実した生活を送っている。 今日も朝から学校に行き生徒達に英語を教え、仕事を持ち帰って家でも仕事。暗かったはずの空は明るくなり、部屋のカーテンから太陽の光が漏れていた――夜明けだ。いつの間にそんなに時間が経っていたのだろうと雑に積んだ仕事の山を見て、ため息を漏らす。
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