再会

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「俺はお前を守り続ける」 そんな言葉を彼女の前で口にしたのはいつだったか。記憶も曖昧だ。 いつの日か雪のように消えてなくなる、そう思っていた。 青春と言える青春は俺には存在しない、そんな事を毎日思っていた。 俺は障害者なんだから青春なんか…。 静かに老いる、それがが自分によく似合う生き方だ。
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