羊は近寄る

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 先生とのイロイロを思い出して、自然の暑さとは異なる熱さを身体に感じる。  思わず、手にしているペットボトルに口をつけて熱をさまそうとする。 「…あんの、エロ教師。」 「へ?」 「ううん、何でもない。無理に答えなくていいよー。本当、今のは好奇心だけ。とりあえず、チューが済んでるのはわかったし。」 「いや、その、毬奈…。」  あっけらかんとした様子。
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