変わりのない生活。

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授業が終わり一息つけるー 休み時間はのびのびしよう ーっと 「斉藤李音」 いきなりの声に驚き、振り 替えると同じクラスの稲垣 昴がいた。 「何?」 「放課後ちょっと話があるんだ。」 話ってなんだろう。私何か したかな… 「李音!!昴くんと何の話してたのー!?まさかの告白だったりしてー」 そう走ってきたのは親友の 原田彩希。 「告白はないでしょー!!」 私と昴くんはあまり接点がないからさすがにないだろう。 「あー!そっかぁ。李音は亮太くんのことが好きだからねー」 私はニヤニヤしながら言っ てくる彩希を軽く睨みんだ。 「バカ。声大きいよ」 「李音可愛い顔してんのに睨むとブスになるぞ」 亮太のいきなりの声に驚い た私は唖然とした。 「私はお邪魔なので去りまーす」 彩希はニコッと笑い席に戻 っていった。 私が不思議そうな顔をしてると… デコピンをしてきた。 「いった!!」 私が額を手でおさえるていると 「お前は意外にモテるんだからな」 そういって爽やかな笑顔を見せた。
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