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沙織に少女の声が近付いてくる…
「沙織ちゃんは主の復活祭の為の生け贄になって貰うからね」
何処に居るのよ!?沙織は身体が言うことを効かない…顔だけを声が聞こえてきた方に向けても…誰も居なかった!?
不気味な声だけが辺りの静けさの中で木霊する。
テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪
また不気味な笑いが木霊した。
沙織は恐怖で全身に鳥肌が立っていた!
足はガクガクと震えて、声が出せない…
心の中の叫びしか出来ない!
芦屋君助けて…
誰にも聞こえない心な叫びしか出来ない詩織に少女の魔の手が迫っていた。
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