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「さあ!お嬢さん扉を開けて中に入るんだ!!」
沙織は何処からともなく聞こえてきた声にビックっとして、身体が震えだした。
身体が勝手に動き右手でドアノブを回して建物の中に入ってしまった。
自分の意識とは別に催眠術に掛かった様に部屋の中へと歩き出した!?
一体何なのよ!?身体が勝手に動き、沙織はどうする事も出来ない腹立たしさに、恐怖と苛立たしい気分に成っていた。
心の叫びは、芦屋君を呼び続けている。
(直人助けて!私は前に監禁された建物に居るんだよ…直人直ぐに助けに来てよ!)
沙織は身体の自由や声が出せない!?ただ祈るしかなかった。
テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪
又しても奇妙な笑い声がしてきた…
「お嬢さん君にはエナス様の復活祭の生け贄に成って貰うからね、君の可愛両手を頂きますよ、前の二人には女の子の両足と、男の子の大切な物を生け贄としていただいたからね♪」
君には他にエナス様の希望だった赤ちゃんを宿す部位も頂くから、嬉しいだろ♪
テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪テケ♪
(イャ~ッッ!死にたく無いよ!直人助けて!)
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