女郎蜘蛛

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女郎蜘蛛

俺は坂巻和也と屋上に着いた! 坂巻は携帯メールを開いて俺に見せてくれた! メールには (和也助けて… 私殺されちゃうよ… 今変な男に付け狙われているの。) たどたどしい文字が並んでいた。 更に添付された、写真を見せてくれた! そこには白いミニのワンピース姿の少女が胸にピンの様な物が刺さり、今にも息が耐えそうな姿の少女が写っていた、良く見ると胸に女郎蜘蛛がピンに刺さりそのまま胸を貫いていた… 坂巻は震えながら 「この人は俺の姉貴なんだ!昨日アルバイトに出掛けたきり、帰って来なかったから、心配していたんだ…」 「この携帯電話は坂巻の物なのか?」 「いや、違うんだ!クラスの浜田の携帯電話に、さっき突然この写メールが送信されてきたんだ?何で姉貴の携帯から浜田に写メールが来たのかは解らないが、浜田やクラスの皆は、これは悪戯なんだ!とか言っていたんだが、俺にも見せてくれと言って、見たら…愕然としたんだ!この写メールが本物か作り物か解らないから、芦屋に相談しに来たんだ!」 坂巻は、芦屋に相談するために、坂巻から携帯を借りて相談しに来た。 姉貴は大学生でアルバイトをしてから帰宅する予定だった。
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