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季節は12月 PM9:00
街はイルミネーションや、カップル、クリスマスでにぎわっている中、公園に一人 絶望の中にいる少女がいた
「ハァ…これからどうしよう…家もさっき売却手続きしちゃったし、友達はみんな恋一色でとても頼れる雰囲気じゃないしなぁ…」
加奈がブツブツ一人でぼやいていると突然一人の中年の男が声を掛けてきた
「ね…ねぇ、君。こんな夜になにしてるの?暇だったらさ3万でやらない?」
「はぁ!?急に何オッサン!!私いっとくけどそんな安い女じゃな…」
キレ気味で返事をしたが加奈は一瞬考えた
(あ…もっと金額上げて、借金の返済に使おうかな。本当は初めてがこんな知らないオッサンなんて嫌だけど…)
「えぇー!?マジィ?私初めてだからもっと金額を上げてくれたら考えてもいいよぉー」
加奈は自分が出せる限りの甘ったるい声でこたえてみせた
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