始まった私の夜

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雅「本当に…覚えていないんだね」 私「えっ…?」 雅「ううん、なんでもない…さっ、家に帰ろうか」 雅はなんでもない素振りで私に言った 「覚えていないんだね…」雅の言葉が私の頭の中を駆け巡る だが、なにもぴんっとこない どこかで私を見かけたのだろうか 私は、自分に言い聞かせるように納得する答えをだした 思い出してはいけない…私の本能がそう言っているようだった
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