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『可愛い生徒のためならば❤』
理事長の我妻先生と、水クラスの冬雨 杭棋ちゃん⤴
我妻 「ん? 何だか騒がしい…」
生徒 「あっ! 理事長っ!! なんとかしてください! 冬雨さんが暴れて手がつけられませんっ!!」
我妻 「えぇっ! ほんとにっ!? どうして… 喧嘩…?」
生徒 「いえ… 甘い物が切れたらしくて…… でもとても近寄れなくて…!」
我妻 「甘い物…? リンゴ飴でも大丈夫かな… うん、じゃあ僕が行くから!」
生徒 「お願いしますっ! 気をつけてくださいね!」
我妻 「まかせてっ!」
―逃げる生徒たちの向こうに冬雨発見!
我妻 「冬雨さんっ! こっちっ!!」
冬雨 「何だ、テメェ… 邪魔しやがんならテメェの○△□を○△□すっぞコラァ!!(クナイを投げる)」
我妻 「わっ!!(素手で取る) ダメだよ冬雨さんっ! みんなに当たっちゃう…て、ちょ…っ!(次々飛んでくるクナイを取る)
…仕方ないな……術、使わせてね。『夢幻桜』」
※ 説明しよう!
『夢幻桜』とは、術をかけた相手にのみ舞い散る桜の幻覚が見えるのだ!
生徒に荒っぽい術は使えない為、視界を遮り、気を散らすことの出来るこの術をかけた。
冬雨 「な…何だこれ…! 何で桜が…」
我妻 「ゴメンネ、冬雨さん(背後から飴をパクッ)」
冬雨 「!!」
我妻 「…どう? 落ち着いた…?」
冬雨 「…はい。申し訳ありませんでした理事長先生…… 」
我妻 「良かった…。ケガはない?」
冬雨 「…はい、大丈夫です…」
我妻 「ねぇ、冬雨さん。甘い物がなくなったらいつでもおいで? リンゴ飴ならたくさんあるから」
冬雨 「良いのですか…?」
我妻 「可愛い生徒の為だから🎵 ところで冬雨さん、クナイの扱いとても上手だね。僕でもちょっとヤバかったよ? たくさん練習したんだね、これからも頑張って!」
冬雨 「はいっ!」
冬雨さんをとんでもない人にしてしまい…
スミマセン…(´Д`)💦
そしてたまには忍術学園らしいことをしようと思い、術なんて出しちゃいました✨
あれは忍術…か…?
ま、気にしないでください😏
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