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『先生は優しい子が好き❤』
臨時教師の咲羅先生と、幻クラスの百田 紅助君⤴
紅助 「咲羅先生、おはよ~」
咲羅 「百田か、おはよう」
紅助 「先生、紅助って呼んで🎵」
咲羅 「いいよ、百田で」
紅助 「ホント咲羅先生はツレナイ…
あっ! 先生前っ!(腰を抱き寄せる)」
咲羅 「…何だ?」
紅助 「ほら先生、下よく見て! 誰か片付け忘れたんだよ、まきびしがいっぱい落ちてる! 踏んじゃうとこだよ!」
咲羅 「……馬鹿だな百田。仮にもアタシはプロのくノ一だぞ? 教師になる前は隠密もしてたんだ。そんなやつが無造作に転がったまきびしなんて踏むようなドジするわけないだろ」
紅助「あ…そうだよね……。
ごめん……」
咲羅 「実戦ではそんな優しさは命取りだな。でもお前はまだまだ未熟な生徒だ、アタシたちが色々教えてあげないとな。
それに…個人的にはお前の優しさ、嫌いじゃないよ?
さ、遅刻する。行くぞ、紅助」
紅助 「先生…今紅助って呼んだ…!」
咲羅 「よく考えたらいい名前じゃないか。呼ばなければもったいないだろ?」
紅助 「咲羅先生って…微妙にツンデレ…」
咲羅 「ん? 何か言ったか?」
紅助 「何でもありませ~ん🎵」
紅助君の姿形やら性格やらが別人のようになってしまって申し訳ないですっ😱💥
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